コンセンサス2018で米サークル社が重大発表
先日のコンセンサス2018で米サークル社が米ドルと連動する通貨の発行を発表し、121億円の出資がされたようです。
すでにUSDT（テザー）が米ドル連動通貨として発行し、仮想通貨業界では有名な通貨になります。一度テザーにして価格変動のリスクを抑えたりするとき利用されたりしていますね。
ですが、それと同時にテザー社発行の「USDT」に常に黒い噂がつきまといます・・・
※関連NEWS※
この「USDT」が終わってしまうと・・仮想通貨業界にもかなりのダメージを与えてしまうと思うので、同じように米ドル連動通貨をサークル社が発行してくれると言うのは安心出来ることですね。
「USDT」が悪いという事ではなく、嫌な噂が出る以上・・危険もつきものなのでリスクヘッジの意味も込めて「USDT」・「USDC」と2つの選択肢があるという事は良いことだと思います。
USDCが発行されるとどうなるの？
簡単にいうとテザーと同じなので同じ事が起こると思います。
米ドル連動なのでUSDCは 1ドル＝1USDC になります。
サークル社が発行するUSDCが広く認知され、しっかりと安定した通貨と認識されたらブロックチェーン技術の発展には大きく貢献するのではないでしょうか。
USDCがUSDT（テザー）のように黒い噂にまみれないことを願うばかりです。
サークル社ってどんな会社
サークル社はアメリカの仮想通貨事業ライセンスを取得してる唯一の企業であり、あのゴールドマン・サックスもサークル社の株を保有しています。
年初には話題になりましたが、あの老舗大手取引所Poloniex買収した企業でもあり、かなりのアメリカでは話題の企業になります。
主にサークル社はアプリを利用した送金プラットフォームなどの開発を行うFinTech企業で2013年に創業されました。
有名なサービスである「Circle Pay」は銀行やデビットカードとアプリを紐づけすることでアプリ内で送金が可能で、ドル、ポンド、ユーロの３種類のフィアット通貨に対応しており、各通貨をスプレッドなしの独自レートで両替して海外のユーザーに送ることもできます。
今後はブロックチェーン技術を利用し、サービスの展開も期待できるので応援したいと思います＼(^o^)／
このUSDCの発行により、より仮想通貨市場の発展があれば良いなと思います。
まだまだ色々な問題もあると思いますが、海外の取引所などでアルトコインなどを購入したときに一度「USDC」にして保管しておくということが早く出来る日が来るといいですね。
ソース元：ブルームバーグ
