仮想通貨の普及・ブロックチェーン技術の進化で話題が絶えない仮想通貨業界ですが、始まりは一つの仮想通貨(暗号通貨)のビットコイン(BTC)でした。
そこから新しい通貨が生まれ、既存の通貨はハードフォークを繰り返し色々な通貨が生まれました。
最近ではBTCからハードフォークしたBCHこそ「ナカモト・サトシ」の理念と一致しているとBCHコミニュティーでは言われていますが?ではその「ナカモト・サトシ」ってどんな人だったのでしょうか?
当時の開発者が語る、数百通のメールの中で感じた人物像とは?
かつてナカモト・サトシだと言われた男性:アメリカ・カリフォルニア州にて2014年
ナカモト・サトシとは
- ビットコインの開発者で名前は匿名疑惑
- 7年前にインターネットの世界から姿を消す
- 実際はどこの国の人かもチームかも不明
今回は、ビットコインの開発の初期段階から関わっている、Laszlo Hanyeczはナカモト・サトシと語る個人・もしくはチームと何百通ものメールをしており、そのときの記憶では奇妙で偏執的で偉そうだった と語っています。
チームか個人かもわからず、実際存在してる人物かもわからないビットコインの開発者「ナカモト・サトシ」は仮想通貨の世界に携わる人なら皆が興味を持つ存在ですね。
Laszlo Hanyeczは2010年に仮想通貨に興味をもち、ナカモト・サトシとコンタクトをとり関係は始まったと言います。
そしてナカモト・サトシは
『やあ、このバグを直せる?』
『これできる?』
『バグがあるので、我々は直さなければならない』
とまるでフルタイムの従業員の用に扱ってきたと語ります。
興味本位で参加したことだったので、大きなプロジェクトになるのなら責任を持ちたくなく、当時の取り組みの重要性には全く気がついておらず
『君は私の上司ではない』
と反論することもしばしあったようです。
Laszlo Hanyeczとは
皆さんもご存知の、この実世界で初めてビットコインを使用した人物で、ビットコイン(BCH)とピザ2枚を交換したあの人物になります。
個人的な事はいつもはぐらかされた
ナカモト・サトシは男性か女性かもわからず、そして一人の人物なのかチームなのかも不明だったと語ります。
Laszlo Hanyeczは
「男性か女性かも分からない。決して個人的な話はしなかった」
「何度か質問したが、常にはぐらかされた。その手の質問には絶対に答えなかった」
名前だけから想像するとアジア人を連想するが、決して最後までその事実はわからかったようです。
最後にLaszlo Hanyecz、この「ナカモト・サトシ」をとても尊敬していると話します。
全てが謎のベールに包まれているが、公の目を避けるというナカモトの決断がなければ、今、ビットコインは存在しなかったかもしれないと話しました。
最後に
「人はヒーローや悪役の正体を知りたがる。だが仮想通貨の世界では、コードがすべて。カリスマ性や面白い人物であることは、ほとんど意味を持たない。最終的に、コードとアイデアのクオリティで評価される」
これが数百通のやり取りで感じたナカモト・サトシとの出来事のようです。